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板橋な人
『国際交流団体 ネイティブアクト』代表 八木橋利行さん
国際交流の場を提供し、信念を持って日々走り続ける。
板橋区を活動拠点として、スポーツ英会話・会話パートナーなど国際交流の場を提供している、『国際交流団体 ネイティブアクト』代表の八木橋利行さんにお話を伺いました。
八木橋利行さん
八木橋利行さん


僕自身、国際交流に興味がありました。


・・・交流団体のネイティブアクトの設立のきっかけや経緯をお聞かせください。
ちょっと抽象的なんですけど、
自分の力で何か新しいものを作っていきたいという気持ちが最初にあって、今の自分の何ができるかなと考えたのが始まりですね。
僕自身、国際交流に興味がありました。
その後、多くの海外の人や留学生達と接するようになってから、アクションを起こすに当って、大雑把な信念として、アメリカに行っても、アジアに行っても、世界中どこへ行っても通じるような組織を創ろうということでネイティブアクトを立ち上げました。
世界一になるということじゃないですよ。大きくても小さくても世界中の人が働ける組織、世界中の人々のニーズに応えられる組織を創るというイメージです。

その頃、アメリカ人の教えているキックボクシングのクラブに入っていたんですが、そこで私は多くの英会話を学びました。
信念に基づき、これを日本でもやってみようということで、スポーツ英会話と名付け(僕が勝手に付けた名前ですけど・・・)、それをスタートに持ってきました。
当時は、日本の英会話業界がひっくり返ることを何度も想像するくらい夢を膨らませていましたね。もちろん今でも変わってないですけど。

去年の10月の大学4年生のとき、大東文化大学の起業アイデアコンテストというのがあって、国際関係学部の小林啓志教授からご指導を受け、参加しました。
結果は残念だったのですが、松井先生やマーケティングの首藤先生、アムライズの鈴木さんにはたくさんのご指導を受けることができ、とても勉強になりました。
その他、色々な企業が主催するコンテストにも参加し、これらを通じてスポーツ英会話をブラッシュアップさせていきました。

・・・そうですか、首藤先生には、いたばしらいふもお世話になっています。アムライズの鈴木さんもいたばしらいふの営業をやってもらっています。人と人との繋がりって面白いですね。実際、スポーツ英会話を始めたにはいつからですか?
プランにどんどん磨きをかけて、今年の1月からスタートしました。
友達のアメリカから来た格闘家アンディがおもしろそうなので一緒にやりたいと言ってくれたので、彼に講師をお願いしました。
反応を見ながら、3月までは、無料でイベントとして板橋区内各地で開催しました。
最初からずっと手伝ってくれた親友達の手を借りながら、内容も試行錯誤を繰り返しました。
そんな彼らがいなかったら、今のネイティブアクトはありませんでした。

・・・友だちって、ありがたいですね。
アイデアコンテストの審査員の方で、板橋区産業経済部の室長の江間さんから親切にご指導をいただきました。とても感謝しております。その後、企業活性化センターの所長の中島さんを紹介していただきました。
今は、中島さんの指導を頂いています。
実は今日もお会いしてきました。
いつもダメだしばかりです。(笑い)

・・・江間さんも中島さんも良く知っています。
収益面ではどうでしたか?

最初は持ち出しでもしょうがないなと言うことで、4月から回収できるように企画してやったのですが、結果は、見事持ち出しで終わりました・・・。
でも、その4月以降の3ヶ月間で色々なことが分かり、多くの反省点を見つけることができました。
アンディも続けていきたいと言ってくれていますし、それらを教訓にして、10月頃にまた再開する予定です。

板橋区の方にはずっと世話になりっぱなしで愛着がありますし、板橋が好きですので。


・・・基本的な活動の場はやはり板橋ですか?

板橋区を拠点としてやっていきたいと思っています。
今に至るまで、板橋区の方にはずっとお世話になりっぱなしで愛着がありますし、板橋が好きですので。
どこか活動拠点があるといいんですけど・・・・
体育館を借りてやったのですが、どこか良い場所ありませんかね〜??

・・・将来的には企業としてやっていくのですよね?
企業としてというよりも、社会的に認められている存在としてやっていくべきだと考えています。
世界共通の組織になるためには、ボランティア団体のままでは、発展が難しいと考えています。

・・・会話パートナーというマッチング事業を始めたようですが?
先々月(5月)から動き出しました。
きっかけは、外国語を教えたいという外国人の方が大勢いました。
なので、アメリカで、メジャーな語学学習システム「会話パートナー」、いわゆるマッチングなんですけど、これをやってみようということで始めました。友達を作り、語学交換をするというプログラムです。

・・・いたばしらいふのコミュニティに会話パートナー募集の書き込みがありましたけど、
反響はどうでしたか?

僕もそこまでとは思わなかったのですが、国際交流のネット上に書き込んだりしたのですが、
2週間ぐらいで20〜30人の方から応募があって、これだけニーズがあるんだなとビックリしました。これは求められていると感じました。

・・・色々な地域の方がいると思うのですが?
外国人の方も住んでいる地域が結構ばらばらで、また、日本人の方も広範囲から応募があったので、出来るだけ同じ地域に住んでいる方同士をマッチングしていきました。
今後は、会話パートナー事業とスポーツ英会話事業とをうまく連動させられたら、良いなと思います。

・・・会話パートナーは斡旋業ですよね。色々な問題があると思うのですが?
会話パートナー事業は、今は試行錯誤の段階だと思っています。
システム上の問題や色々な問題を解決したあと、正式に始めたいと考えています。
今は、スポーツ英会話事業よりも会話パートナー事業のほうにウェイトを置いています。
また、スタッフの中に台湾出身のイバさんが加わり、ネイティブアクトは、さらに加速することができました。彼女は、豊富な人間関係から冷静な判断をし、とても実行力のある人です。会話パートナー事業を引っ張っていってくれています。

方向性は、一番大切なもの常に見つめ続け、世界中の一人一人が本当に必要としているものを提供し続けるということです。


・・・これからの夢や目標がありましたら聞かせてください。

具体的にやっていく事は、まだまだ未知数だと思っています。
方向性は、一番大切なもの常に見つめ続け、世界中の一人一人が本当に必要としているものを提供し続けるということです。
それは、国際交流に限らずです。
ネイティブアクトは、ただ自分が代表という肩書きなだけで、自分が私物化するようなことは、絶対にしたくありません。ネイティブアクトを1人の人間と考え、信念をその性格とし、僕たちが彼を成長させていくというスタイルの組織作りを目指しています。
そして、ネイティブアクトの設立にいつも応援してくれていた両親、兄弟、友人、板橋区の方々、大東文化の方々、スポーツ英会話に参加してくださった方々、そして、これから御世話になっていく方々に頂いた世話は、ちゃんと返していく組織にならなければいけないと考えています。

・・・最後に板橋区民の方に一言
僕が板橋に住んでいないから、そう思えるのかも知れませんが、
どこの体育館に行っても、お店に行っても、役所に言っても、僕のような未熟者の話を嫌な顔一つせず聞いてくれます。
その、人を受け入れる心をいつまでも大切にしてほしいと思います。
僕も皆さんに何度も救われました。まだまだ社会の事を何も知らない半人前の私ですが、これからも暖かく見守っていただけたら、うれしく思います。

・・・ありがとうございました。今後の活躍を楽しみにしています。


プロフィール

『国際交流団体 ネイティブアクト』

【代表】
八木橋 利行

【理念】
“春、花粉を撒き散らさなければならない菜の花。そのために輝くように咲き、蜜を作り続けていく”。ネイティブアクトは 「一番大切なもの常に見つめ続け、世界中の一人一人が本当に必要としているものを提供し続ける」ということを信念に日々走り続けています。

【連絡先】
partners11@gmail.com




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