「体の中からキレイになれる」という事をイメージした名前
○変わった店名ですが・・・・
「体の中からキレイになれる」という事をイメージした名前、他のお店には無いネーミングで解りやすい名前にしました。
女性の方にも来ていただけるのではないかということでそのような名前にしました。
○男性の方には入りにくいイメージはありますが?
実際に男性の方は入りづらいようです。しかし、一度来て頂いた男性はリピーターになられる方が非常に多いです。(笑い)
○お店の開店の経緯をお話下さい。
野菜を食べられるお店が外食では少ないと言う事と、自分自身も野菜不足を実感していました。
数年前、野菜のソムリエの免許をとるときから漠然としてですが、構想的なものはあったんです。
それを広げて食育という観点から見た、実際にバランスの良い食事が出来るお店で自分の行きたい店にしました。
○場所の選定は?
緑があり、ゆったりとした空間、五感に気持ちのいい店をコンセプトとして考えていました。
東京全体で場所を探していたのです。
予算の事などを考えると、なかなか難しいんですね。
たまたまこの物件を知ることが出来たのですが、
古いビルの3階で、立地的に飲食関係商売にむいていないと思うのですが、庭があったりして、この場所なら実践できそうかなと思い決めました。
実際、このビルの3階にこのような空間があるとは誰もおもいませんよね。
このギャップも店の売りとしてはいいのかなと思っています。
「2ヶ月間同じメニューを食べた事が無い」
○お店の作りに際してのこだわり等ありましたらお聞かせ下さい。
五感に気持ちいいということで、壁は、有害物質をとって呼吸をして湿度を調整するという珪藻土を使っていますし、湿度も、肌に良いと言われている50%前後に、一年を通して設定しています。
紫外線カットのライトを使っていますし、空気清浄機も数台置き森林欲の空気を目指します。
音楽はα波を流しています。
テーブルもかなりゆったりと配置していますし、窓からは緑が見えます。
○料理やお酒、食材についてお聞かせ下さい。
低カロリーで、しかも美味しくて体にいい物を提供することをモットーに、店名が「キレイになるための食卓」ですので、野菜は、新鮮で美味しい有機野菜を使っています。
産直品や、友人が川越で農家をやっているのですが、そこから仕入れたりしています。
魚も築地卸しの親戚を通して、その日その日でイキのいいものを仕入れています。
お酒は、懇意にしている酒屋さんから、美味しくて手に入りづらいお酒等もプレミアのついていない値段で仕入れています。
都会の隠れ家的なお店で、知ってる方に落ちついた雰囲気を楽しんでもらいたいと思っています。
○お客様はどのような方が多いですか?
女性と男性の割合で、8対2ぐらいですかね。
リピーターの方が多いのが特徴です。
男性の方も一度来ていただくと、また来ていただけるようになります。
ランチに関してですが、五種類ありまして、4種類は日替わりで毎日変えています。
毎日ランチを食べに来られるお客様がいらっしゃいまして、「2ヶ月間同じメニューを食べた事が無い」ともおっしゃっていました。
○年齢層としては?
20代〜70代まで幅広いのが特徴です。
20代後半から40代から60代の方が多いですね。
女性同士が集まって会食される方が多いです。
お客様の話ですと、飲むお店は多いけれど、美味しい物を食べて話の出来るお店が少ないとおっしゃっています。
そういう意味でゆったりとした雰囲気のこのお店は喜ばれています。
○お客様の反応はいかがですか?
知人や友人、ご家族の方を自慢げに連れてこられるお客様が多いですね。
満足度が高い証拠だと思っています。
高額のコース料理を頼まれる方のほうが満足度が高いように思われます。
池袋や都心部に行く金額の半分ぐらいの料金で提供していますので、こんな金額でいいの?と驚かれます。
9割ぐらいのお客様がリピーターです。
新規の来客は珍しいぐらいで、お客様から紹介されたと言うお客様が多いのも特徴です。
○今後の夢や目標をお聞かせ下さい。
経営が安定してきたら、看板をもう少し減らして行きたいと思っています。
都会の隠れ家的なお店で、知ってる方に落ちついた雰囲気を楽しんでもらいたいと思っています。
チェーン店とは正反対の方向性です。
まだ開店して1年足らずで、店としては70点ぐらいだと思っています。
今はスタッフもギリギリですので、お客様にもう一手間かけるゆとりをもった対応が出来るように、80点・90点をめざして行きたいと考えています。
「満足度が高くて、他の人に教えてあげたい店」を目指しています。
○おりがとうございました。
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