---コミュニティ・コンテストに応募するきっかけとは、なんだったのでしょう?
コンテストの事を知ったのは、広報いたばしでした。
ゲーム博物館に関しては、コンテスト用というよりは、昔からやりたいと思っていた事だったんです。
その思いが、コンテストに乗っかった形になりました。
自分の中では、良いと思っている事が、第三者から見てどういう風に思われるのか。
どういう評価を受けるのか。という事を、知りたかったんです。
コンテストに応募をするのも、初めての事です。
---集められたゲーム機を博物館にしようと思ったのは、どのような背景があってなのでしょう?
中学の頃の昔から、集めていたんです。
その頃は、ただ、好きなだけだったんですね。
駄菓子屋さんや、イトーヨーカドーの屋上などで、遊んでいたんです。
当時としてはその時代のゲームですが、今からすると古いゲームがたくさんあったんです。
一番初めのコレクションは、ぼろぼろになって、倒されて、お米屋さんかお菓子屋さんかに、置かれていたものを引き取ったんです。
それをきっかけに集め出しました。
博物館にしようと思ったのは、ここ最近の話なんです。
集めると、見せたくなりますし、せっかく集めたものですから、他の人に、内部を見せて、「こういう仕組みになっているんだよ。」と教えたり出来たらな。と。
誰かが集めて保存しないと、こういうゲーム機って、どんどん捨てられて無くなってしまうんです。
多少なりとも、自分が取っておかないといけないな。という使命感もあるんです。
この前、「なんでも鑑定団」でお馴染みの、ブリキのおもちゃのコレクターの、北原さんに、受賞のパンフレットと手紙を渡しましたところ、その日の夜に電話があり、30分ほどお話をさせていただきました。
ただの博物館では、ビジネスとしては難しいけれども、グッズやお菓子など、上手い仕掛けを作れれば、継続していけるのではないか?
というアドバイスをいただきました。
ものとしては面白いので、経営努力があれば、出来るのではないか?
と。
目指すところが、見えて来ました。
---今後は、どのように、博物館を展開して行かれるのでしょう?
まずは、博物館を作り、例えばイベントなどがあったら、貸し出し展示をしたりしたいですね。
青梅やお台場、池袋のサンシャインの地下、柴又など、レトロを売りにしているところがありますので、
駄菓子をメインにしているそれらのところに、ゲーム機を売り込めないか?
と、思っているんです。
板橋区にからめては、板橋は古い歴史のある街ですし、僕の集めているゲームも古い歴史のあるものですから、両者の思いが共通する所があり、そこのところで、空き店舗対策の出店などで協力出来そうです。
---最後に、何かメッセージをお願いします。
今は、準備段階ですが、皆さんに支えられてここまで来られたので、今後も、皆さんの協力を得ながら、博物館を作って行こうと思います。
後は、やはりゲーム機と言うのは、場所を取ってしまい、いらなくなると捨てられてしまうので、使命感を持って、少しでも残せるように活動して行きたいと思っています。
板橋区内で、そのようなゲームがありましたら、ぜひ声をかけていただきたいと思います!
---ありがとうございます! |