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HOME >> バックナンバー >>[特集] 石神井川散歩

石神井川を歩く


今年の秋は長いですね。
やっと石神井川の木々も黄色味がかってきました。
散歩するにはもってこいの日が続いた11月半ば、
石神井川を板橋の端から端まで歩いてみました。

おおよそ2時間半の行程で、様々な表情を見せてくれましたよ。



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スタート地点は、埼京線沿いにある、板橋東いこいの森。
ここは線路のホント隣にとなりにある公園で電車が通るのをマ間近に見られます。

男の子とか喜びそうな公園ですね。
でもちょっと暗いので怖いかも。

さぁ、シュッパーツ。
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愛誠病院を過ぎたあたりの
遊歩道は本当にきれいです。

やわらかい日差しでなんともすばらしい散歩日より。
これは僕らは仕事をしているのか、いないのか。
いやいや大事な仕事です。

子ども達もお散歩してました。気持ちいねー。

ふと見ると、俳句が掲げられていました。
まだ掲載されて間もないようです。
定期的に入れ替えられているんですね。


鳩も眠そう!?


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加賀エリアも終わりに近づいております。
マンション群が並び、人の気配が増えてきました。

紅葉も見ごろですねぇ。きれいです。

鴨でしょうか。優雅に泳いでいます。
鴨の群れは、この先もたくさん見ましたよ。
どこから渡ってくるんでしょうか。

しばらくいくと、巨大な建築現場が!
帝京病院が今大工事を行っているようです。
完成はまだまだ先のようですね。

このあたりはジョギングコースにもなっているようです。たしかにジョギングしている人を良く見かけます。

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仲宿商店街の終点、板橋に到着です。
やっと全行程の3分の1程度でしょうか。

そして、17号にぶつかりました。
この橋は新板橋というんですね。

この17号を渡るには、ちょっと横にずれたところにある横断歩道を渡ります。

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17号を渡ると・・・。

でました。
知る人ぞ知る氷川つり掘公園。

平日の朝だというのに、結構な人が来てますね。
写真を見てください!
なんと穏やかな空間なんでしょうか。

ぼやーっとした空気が流れています。
ここでは「仕事が」などといった野暮なことを言ってはいけません。
ぼやーっとする時も貴重な時間なのです。
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だんだんと住宅街の様相が濃くなってきました。
あまり特筆すべきことがありません。

おっと、あれはなんだ?
警戒水域の目盛りのようです。

あの赤い場所までくることがあるんだろうか。

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東上線通過しました。はいそれだけです。
ここでやっと半分をこえたぐらいでしょうか。


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地図を見ていただくと分かるのですが、すごい直線が続きます。
木々も消えてしまいました。

お!よくよく見てみると、柵に魚の模様があります。 こういう細かい心遣いがいいですねぇ。

石神井川にはいろいろな橋が架かっていますが、
「下頭橋」はなにかと名が知られているようです。
旧川越街道に昔からかけられていた橋のようです。近くに当時の石碑も祭られていました。

そんなこんなで、川越街道通過です。





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かわいらしい橋を発見!
月が出た出た月が出た。
いろんな橋があるもんですなぁ。

とある軒先になっていたみかん(?)に
なぜか、番号が振られています。
数えているのかな?

そしてまたまた長い直線が続きます。
ホント一直線。

ついに環七通過!
この散歩も終盤にさしかかってきましたよ。


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お、遠くに緑が見えてきました。
あれは城北公園では!?
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ついにここまで来ました。
城北公園です。

区界は、この公園の中ほどにあります。
そこはどんなところかといいますと。

なんともきれいな広場がありました。
ここが板橋区の終点です。

いやー、長かった。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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今回の特集いかがだったでしょうか。

秋晴れに恵まれて、とても気持ちのいい散歩になりました。
散歩にしてはちょっと長かったかも。

石神井川はいろいろな顔を持った川だったんですねぇ。
みなさんも気に入ったエリアに行ってみてはいかがでしょうか。



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石神井川

石神井川は、小平市花小金井南町を源流とし、小平市・西東京市・練馬区・板橋区・北区堀船で隅田川に注ぐ全長25.2kmの川です。

昭和20年代までは、田や畑の間を流れる川で、夏になると子どもたちは水遊びに興じたきれいな川だったようですが、戦後、宅地や工場が増え、川は生活廃水や工場廃水でどぶ川になってしまいました。
大雨や台風による氾濫もその頃から頻繁におき始めているようです。
雨の大半は土壌中に浸透していたものが、川に流れ込むようになり、生活廃水や工場廃水も一緒に流れ込むので、氾濫が起こるようになったようです。

昭和33年の狩野川台風で石神井川は大氾濫を起こしました。
板橋区の被害は浸水地域5万平方キロメートル、浸水家屋1万2800戸という大災害だったようです。
その翌年から石神井川の護岸工事が始まりました。
護岸工事により、川は深く掘り下げられ、コンクリートで固められた今の石神井川になりました。
下水道の普及もあり、川の水はきれいになりました。

石神井川の両岸には、桜並木が続き桜の季節には花見の散歩客で賑わいを見せます。

特に夜桜は、ライトアップされて幻想的な雰囲気をかもしだしています。