おそらく500種類ぐらいの熱帯魚がいると思います。
○「フィッシュジャパン」さんは「熱帯魚屋さん」でいいのでしょうか?
はい。基本的には熱帯魚を取り扱っております。16年前に開店した当初は熱帯魚だけだったのですけれども、現在では爬虫類・両生類も取り扱っております。
ハムスターや小鳥も取り扱っているんですよ。
○熱帯魚のお店を開くきっかけとはなんだったのでしょうか?
もともとは私の知り合いがやっていたんですね。整形外科の病院の先生が経営していたんです。
私が赤ちゃんの頃からお世話になっている先生なのですが、私が音楽活動のかたわら仕事に困っている時に、お手伝いのお声掛けをしてくださったんです。
それをきっかけにして、音楽活動の合間にお店を手伝うようになり現在に至っています。
○音楽と言いますと?
ロックバンドです。
今でも、たまには演奏しているんですよ。
(宮原さんは、高円寺にスタジオを持っているんです)
○かなり広い店内ですが、何種類ぐらいの熱帯魚がいるのでしょうか?
正確に数えた事はないのですが、おそらく500種類ぐらいの熱帯魚がいると思います。
開店した当時から現在に至るまで、都内にこれだけの規模で扱っているお店は珍しいと思っています。郊外に行くと大きな店はあるのですが。
熱帯魚は、皆さんが思われているほど難しいものではないんです。
○「フィッシュジャパン」さんの特徴を教えてください。
短く言うと、初心者の方からマニアの方まで対応できる店です。
これから熱帯魚の飼育を始めてみたいという初心者の方には、熱帯魚というのは扱いずらかったり、敷居が高いといったイメージがあるかと思うんですね。
特に、この近辺のエリアにはお年寄りの方が多いので、まずはそういった方達が入って来られやすいように、間口の広い敷居の低い店を心がけております。
どんな熱帯魚のプロも最初は初心者から始まったんです。
難しいイメージがまだまだある熱帯魚の世界ですが、そうでもないという事を分かっていただけるように、苦手意識をとってもらえる様な対応を心がけております。
熱帯魚は、皆さんが思われているほど難しいものではないんです。
もちろんプロやマニアの方がお見えになる事も多々あります。
そういった方達は、好きな魚の種類や特徴が決まっていらっしゃる方が多いですね。
○お客さんの層はどのような方が多いのでしょうか?
時間帯や曜日によっても異なるのですが、
平日の午前中の早い時間帯にはご年配の方が多く、土日や祝日はご家族連れのお客様が多いですね。
お客様へのアフターフォローもしっかりさせていただいております。
お客様からのご質問には基本的に受け答え出来るようにしております。
社員は全員10年を越すキャリアがあるんですよ。
インテリアとしても素晴らしいのと同時に、本格的に熱中してのめり込める要素もある分野なんです。
○これから目指している目標がありましたら教えて下さい。
少しでも多くのお客様のお部屋に熱帯魚を飾っていただきたいなというのがあります。
犬や猫を飼う事とはまた違う分野なんですね。
本当にインテリアとしても素晴らしいのと同時に、本格的に熱中してのめり込める要素もある分野なんです。
また水槽の大きさも10年前とは全然違うんです。小さいものが主流になっております。
水槽の水の様子や、揺れる水草や藻を眺めるのもまた非常に楽しいですし、癒しになるようですね。
昔は、店まで運んでくる間にかなり弱ったりしていたのですが、輸送方法なども発達していますので、健康なまま店に来ますので、うちの熱帯魚はみな元気です。
そして、値段もかなり手ごろになりました。
例として、かつては1000円代だったグッピーが、いまは数百円前後になりました。
現在は、小さな熱帯魚が人気がありますね。
○最後に、いたばし区民の方へ一言メッセージをお願いします。
本当に楽しくて味わい深く、特別に難しくないものですので、多くの方にお店に来ていただきたいと思っています。
水族館代わりに来て下さい。小さなお子さんでしたら、近くに熱帯植物館がありますから、
行かれる前でも後でもお気軽にお立ち寄り下さい。
きっと色々な種類の熱帯魚を楽しんでいただけると思います。
店内が少し薄暗い照明なのは、あまり明るくない方が魚が落ち着ける為ですので、是非お気軽に立ち寄って眺めて行って下さいね。
○ありがとうございました!
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