---図書館の、初歩の使い方から教えていただけますか?
図書館館内の閲覧は誰でもできます。
貸し出しについては、板橋区民と、区内在学・在勤、隣接する区市在住の方は、
登録をして、貸し出しを受ける事が出来ます。
今、板橋区では、1回につき、
図書の資料が20点。CD等が5点貸し出しする事が出来ます。
区内の全11館合わせてその点数まで、貸し出しできます。
貸し出し期間は2週間ですね。
今は、図書館だけで完結し、構築されているシステムが出来ておりまして、
行った図書館になく、他の図書館にある本ならば、
予約で、大体は翌日には届くようになっております。
区内図書館を、交換便車が毎日走りまわっております。
---自宅のコンピューターを利用して、借りる事も出来るとお聞きしたのですが?
板橋区のホームページの「図書館蔵書検索・予約」から予約出来るようになっております。自分がどこの図書館で受け取りたいかも、指定する事が出来ます。
今、コンピューターで検索出来るものは、図書館で持っている資料に限られているので、
発売されたてでしたり、購入していなく、蔵書でないものは検索できないのがネックですね。
---自分が欲しい本がある場合は、どうしたらよいのでしょうか?
図書館にリクエストカードと言うものがあるのですが、それを元に、
毎週1回、各図書館で、選書会というものが行われているんです。
そこで、区内全体の在庫のバランスを考えて、購入を決定しているんです。
そこで購入が決まらなかった本も、相互貸借と言う事で、区外の図書館から、借りて来る事も出来ます。
リクエスト以外の新刊本も、選書会でチェックしているのですが、
毎週1,200タイトルほどの本が発行されているんです。全てはチェックできませんので、
色々な情報から、図書館にふさわしいもの、400タイトルほどを毎週検討しています。
大前提として、区民の調査・研究・学習・レクリエーションに役立つものをセレクトしています。政治・思想の本については、偏る事のないように努めています。
児童の本・視聴覚物も含め、年間で5万冊近く購入していますね。
全館で、予算的には、1億2000万円の予算を組んでいます。
全館の蔵書では、137万8327冊と、17年度末で集計されています。
---図書館の図書は、大雑把に言うと、どのように分類されているんですか?
一般図書と、小学生以下向け、その中間の青少年向けの図書に、大体の図書館は、
その3分割にエリア分けされていますね。
----図書館のイベントは、どのようなものがあるのでしょうか?
子供向けの映画会が月1回。大人向けの映画会が月1回を無料で行っているのと、
子供向けに、各図書館で「楽しいお話のつどい」という読み聞かせを、
週一回やっております。
---蔵書の中でも、人気のあるものが出てくると思うのですが・・・
やはり、今話題になっているものになってきますね。
「ダ・ヴィンチコード」ですとか「ハリー・ポッター」でしたり、
売れ筋の文芸書が、上位を占めていますね。
---図書館はどのような方が多くご利用されているのでしょう?
登録は、0歳から出来るのですが、
会員登録している年代別でみますと、30代と50代以上の方が、
20パーセントづつを占めていますね。
土曜日、日曜日の来館者数は、普段の2割3割増しほどですので、
そういった時間に、多く来られているようですね。
---今後の板橋の図書館さんは、どう行った方向に向かって行くのでしょうか?
紙ベースの蔵書の情報提供はもちろん、
インターネットをより利用した情報提供としての場の、
図書館というものを、目指して行きたいと思っています。
---板橋区民の方へ、一言メッセージをお願いします!
実際に、是非1回図書館に足を運んでみて下さい。
板橋の図書館と言うのは、基本的に閉館日が月に2回しかなく、
非常に開館日が多いんですね。
来てみたら、おそらく興味のある本が1冊、2冊はあると思います!
これから子ども達にももっと利用してもらうため、学校の図書室と区立図書館が、
連携して、子どもに図書に親しんでいただくような事も考えていますので、
1回とにかくお子さんと来ていただいて、楽しい「本を読む体験」というものを、
していただきたいと思っております!
---ありがとうございます!
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